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今日は

バラを10個作りました。
暇だったので、「カーズ」と「武士の一分」映画2本観ながら。
あ、そういえば朝ごはん食べながら「シカゴ」も観たので、3本だ。


ピクサー映画の中で一番好きなのがカーズだったりします。
主人公が謙虚さを覚え、成長過程がはっきりと見える最高の作品。



・・・・・・以下自由気ままにネタバレ・・・・・・



主人公は才能に恵まれた上に生意気で、
スポンサーたちを見下すといった腹立たしいところがあるけど、
彼なりに苦労してきたのだなぁとおもうと辛くなってくる。

メーターたちが登場するまで友人がいない描写もありましたが、
個人的に重要だと思うところは「錆びた車」が嫌いなところ。
錆びに対して異様なコンプレックスといいますか。

車の世界なので「錆」が人間に当てはめると
一体何に値するかははっきりとわかりませんが、
おそらく「貧困」なのだと思います。
「貧困」者に囲まれるとイメージダウンするからと主人公は嫌がりますが、
彼も元は「貧困」者だったのでは・・・?と深読み。
汚い環境に育った人は将来潔癖性になる確率が高いと、同じ感じです。

さらに恋人である元弁護士のポルシェちゃんに
「稼いでたでしょ?」とお金のことに関心が強かったり。
また、主人公が目指す優勝杯に対して「名声」だけを求めて
将来のリッチな生活に夢見る描写からも、
より一層彼が恵まれた生活をしてこなかったというのが見受けられます。
(一応作中では割と裕福に描かれていますが、あくまでも彼の過去についての考察)

「貧困」から抜け出すために、形だけの幸せを求めて
がむしゃらに走っていると思うと、主人公に対して哀れみを感じます。
この点はポルシェちゃんの過去と類似していて、
彼女が「(裕福だったけど)幸せはなかった」というセリフに対し、
「そうだね…」とはっきり明言しています。

結局主人公は形だけの名声やお金ではなく、
誇りや慈悲の心を優先させ、優勝杯を見送ってしまいます。
目には見えない満ち足りた幸福感を手に入れて、
主人公が幸せになれたところで映画は終わります。

心の貧しさからか、他人のことを考えなかったり
変に見栄っ張りだった主人公が、
後半はものすごい好青年になっていてまるで別人のよう。
おそらくこれが本来の主人公の姿なんだと思います。
心の余裕って大切なんだなぁと思い知らされます。


映画を見終わるとすっごく満腹感を味わえるので、
ぜひ未視聴な方はTSUTAYAに!
ほかにも元レーサーのおじいちゃんと衝突したり、
住民たちとなかよくなったりと心がほっこりする内容が盛りだくさんです。
おじちゃんたちが本当に可愛い。
子供向けの映画だからといって侮るなかれ。

あと脇役ですが、主人公が尊敬している
現チャンピオンのキングとその婦人が大好きです。
全シーン足しても数分しか登場しない夫婦なのですが、
丁寧に描かれているのでどのぐらい二人の愛情が培わられているかが
容易に想像できます。

序盤で見せる
「結果がどうであれ、私のチャンピオンはあなたよ」
「ありがとう、君のおかげで頑張れる」
のやりとりや、
ラストにクラッシュされた夫を運んだ主人公にキスする婦人とか、
もうそのシーンだけで泣ける。
常に車体を寄り添って走る夫婦がかわいい。
熟年夫婦万歳!

バグズライフやモンスターズインク、トイストーリー、ニモも最高ですが
やっぱりカーズが最高。
あと、Mr,インクレディブルも、非常に考えさせられる内容で大好きです。
ライトなウォッチメンですよね、あれは。

新しいピクサー映画はなんでも日本が舞台だとか。
ロボットものだとか。
ロボットアニメ大好きなので、すごく楽しみです。

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